今回は、テニスの試合における戦略と戦術の違いと使い分け方について詳しく解説していきたいと思います。
あなたは戦略と戦術を立てて試合に臨んでいるでしょうか?
試合に勝つためには事前に戦略と戦術を立てて、それを状況に対応しながらいかに実行していくかが重要です。
「ん?戦略と戦術ってなにが違うの?」そう思った方は、ぜひこの記事を読んで学んでください。
もし、あなたが
・どんなショットを打つか頭がいっぱいに…
・戦略や戦術の考え方がわからない…
・試合になるとそれどころじゃない…
とお悩みなら、きっとこの記事は参考になるでしょう。
では、さっそく内容に入りましょう。
テニスの試合における戦略とは?
まず、テニスの試合における「戦略」について考えたいと思います。
テニスの戦略とは、試合全体のアウトラインを意味します。
どのような試合の入り方をして、中盤をどのような展開に持って行って、最後をどのように締めるのか。
つまり、戦略を立てるというのは、自分と相手の特徴を分析し、「どのように試合に勝つのか」を事前にある程度想定しておくことなのです。
そうすることで「行き当たりばったりなプレー」や「迷いのあるプレー」で無駄な失点をするのを防ぐことができるのです。
テニスの試合における戦術とは?
まず、テニスの試合における「戦術」について考えたいと思います。
テニスの戦術とは、ポイントを取る方法を意味します。
どのような方法でポイントをとるのか。
つまり、戦術を立てるというのは、自分と相手の特徴を分析し、「どのようにポイントをとるのか」を事前に想定しておくことなのです。
そうすることで「よりポイントを取れる可能性の高いプレー」を選択することができるのです。
テニスにおける戦略と戦術に違いと考え方とは?
ここまで戦略と戦術について考えてきましたが、その違いについて理解できたでしょうか?
まとめると戦略が「どのように試合に勝つのか」、戦術が「どのようにポイントをとるのか」を考えることを意味するということです。
つまり、戦略と戦術を組み合わせて考えることが、試合に勝つためには必要だということです。
いくら優れた戦略を立てたとしても戦術がなければ、ポイントを取るための具体性がなくそれは机上の空論になってしまいます。
同様に、いくら優れた戦術を立てたとしても戦略がなければ、1ポイント1ゲームは取れたとしても1試合を勝ち切ることは難しくなるでしょう。
このように、戦略と戦術それぞれの役割を意識して、ポイントを取れる・試合に勝てるプレーを引き出せるようにしましょう。
戦略・戦術の立て方については、シングルスの試合の戦術とダブルスの試合の戦術の記事を参考にして下さい。
まとめ
今回は、テニスの試合における戦略と戦術の違いについて詳しく解説しました。
ジュニアの試合を観ていると、良いショットを持っているのにも関わらず、試合に弱いプレイヤーをよく目にします。
そのようなプレーヤーは良いショットを打つことが目的になってしまっているケースが多いです。
テニスは良いショットを打てば勝てるというスポーツではありません。
効果的なショットを、効果的な場所に、効果的なタイミングで打つことが重要です。
つまり、頭を使って確率の高い戦術・戦略を立てることが重要なのです。
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