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歴代のサービスエース数の記録とランキング – テニス小噺

プロのテニスの試合観戦でもっとも爽快感のあるシーンのひとつとして、サービスエースがあるでしょう。

アマチュアの試合においてもサーブでエースが取れれば、ラリーなしにポイントが取れるので、これ以上に簡単なポイントはありません。

また、サービスエースというのはサーブのスピードだけでなく、コースや角度、配球によってその数を増やすことができる奥深い記録でもあります。

今回は、歴代のサービスエース数の記録とランキングについて調べたので、そのデータを紹介したいと思います。

サービスエースの定義とランキング事情

サービスエースとは、テニスの試合・ゲームにおいて、レシーバーがボールに触れずにポイントを取った際のサーブのことを意味します。

プロテニス協会(ATP)が公式にサービスエースの統計結果を公表し始めたのは1991年からです。

今回、男子のランキングについては1991年からの公式記録を用いた世界ランキングを紹介したいと思います。

また、女子については2008年からの世界ランキングとしています。

男子はATPツアーにおける公式記録から、女子はWTAツアーにおける公式記録からのランキングで、サービスエース数は「1試合で取ったサービスエースの回数」です。

[出典]ASAP Sports(英語)http://www.asapsports.com/about.php

テニスのサーブ:サービスエース数の記録とランキングTop10 男子

記録とランキングの表には、記録した選手とその回数に合わせて、その試合で勝利したかどうか、およびその試合の相手も載せています。

ランク 選手名 (所属国名) 回数 勝敗 相手選手 大会 サーフェイス
1 ジョン・イスナー (アメリカ合衆国) 113 勝利 ニコラ・マユ (フランス) 2010 ウィンブルドン グラス
2 ニコラ・マユ (フランス) 103 敗北 ジョン・イスナー (アメリカ合衆国) 2010 ウィンブルドン グラス
3 イボ・カロビッチ (クロアチア) 78 敗北 ラデク・ステパネク (チェコ) 2009 デビスカップ クレー
4 イボ・カロビッチ (クロアチア) 75 勝利 オラシオ・セバジョス (アルゼンチン) 2017 オーストラリアオープン ハード
5 ライリー・オペルカ (アメリカ合衆国) 67 敗北 トーマス・ファビアーノ (イタリア) 2019 オーストラリアオープン ハード
6 ジョン・イスナー (アメリカ合衆国) 64 勝利 ルベン・ビーママンズ (ベルギー) 2018 ウィンブルドン グラス
7 イボ・カロビッチ (クロアチア) 61 勝利 盧彦勳 (台湾) 2016 USオープン ハード
7 イボ・カロビッチ (クロアチア) 61 敗北 ヤン=レナード・ストルフ (ドイツ) 2018 ウィンブルドン グラス
9 イボ・カロビッチ (クロアチア) 59 敗北 錦織 圭 (日本) 2019 オーストラリアオープン ハード
10 アルバーノ・オリヴェチ (フランス) 56 敗北 マシュー・バートン (オーストラリア) 2016 ウィンブルドン グラス

[出典]TENNIS-X(英語)https://www.tennis-x.com/stats/tennisrecords.php
Wikipedia(英語)https://en.wikipedia.org/wiki/Ace_(tennis)#cite_note-:0-11

テニスのサーブ:サービスエース数の記録とランキングTop10 女子

記録とランキングの表には、記録した選手とその回数に合わせて、その試合で勝利したかどうか、およびその試合の相手も載せています。

ランク 選手名 (所属国名) 回数 勝敗 相手選手 大会 サーフェイス
1 クリスティナ・プリスコバ (チェコ) 31 敗北 モニカ・プイグ (プエルトリコ) 2016 オーストラリアオープン ハード
2 クリスティナ・プリスコバ (チェコ) 28 敗北 モニカ・プイグ (プエルトリコ) 2019 ルクセンブルク ハード
3 ザビーネ・リシキ (ドイツ) 27 勝利 ベリンダ・ベンチッチ (スイス) 2015 バーミンガム グラス
4 カイア・カネピ (エストニア) 24 勝利 ルーシー・サファロバ (チェコ) 2008 東京 ハード
4 セリーナ・ウィリアムズ (アメリカ合衆国) 24 勝利 ビクトリア・アザレンカ (ベラルーシ) 2012 ウィンブルドン グラス
4 クリスティナ・プリスコバ (チェコ) 24 勝利 カロリナ・プリスコバ (チェコ) 2019 バーミンガム グラス
7 セリーナ・ウィリアムズ (アメリカ合衆国) 23 勝利 鄭潔 (中国) 2012 ウィンブルドン グラス
7 クリスティナ・プリスコバ (チェコ) 23 敗北 オセアン・ドダン (フランス) 2016 リンツ ハード
9 ブレンダ・シュルツ=マッカーシー (オランダ) 22 勝利 イバ・マヨリ (クロアチア) 1994 バーミンガム グラス
9 メガン・ショーネシー (アメリカ合衆国) 22 敗北 ニコル・バイディソバ (チェコ) 2005 メンフィス ハード
9 アリシア・モリク (オーストラリア) 22 敗北 ビーナス・ウィリアムズ (アメリカ合衆国) 2007 東京 ハード
9 エカテリーナ・アレクサンドロワ (ロシア) 22 勝利 クリスティ・アン (アメリカ合衆国) 2019 ソウル ハード
9 アリソン・バン・ウィトバンク (ベルギー) 22 敗北 ソフィア・ケニン (アメリカ合衆国) 2020 リオン ハード

[出典]WTA TOUR(英語)https://www.wtatennis.com/photos/1871011/super-servers-the-most-aces-fired-per-match-since-2008
TENNIS-X(英語)https://www.tennis-x.com/stats/tennisrecords.php
Wikipedia(英語)https://en.wikipedia.org/wiki/Ace_(tennis)#cite_note-:0-11

テニスのサーブ:世界のサービスエース数ランキングの傾向と特徴

テニス歴代のサービスエース数の記録とランキングをみていかがでしたでしょうか。

意外な特徴としては、世界記録のサービスエース数を1試合で取っていても、必ず試合に勝っているわけではないということです。

また、男子1位のジョン・イスナーは世界の歴代最速ランキングでも3位に入るビッグサーバーです。

しかしその際の試合相手は、男子2位のニコラ・マユです。

つまりこれらは同じ試合です。

113回、103回という3桁にもおよぶサービスエースの数ですが、これには選手がビッグサーバーであること以外にも理由がありました。

この試合が前代未聞の11時間5分という大接戦試合だったためです。

2日連続で延長戦である日没サスペンデッドとなりここまで長くなりました。

その最終スコアは、6-4、3-6、6-7(7-9)、7-6(7-3)、70-68でした。

70-68とは、最終セットのゲーム数のスコアです。。。!

ギネス記録にもなっています。

これだけゲーム数をしていればその分サービスエースの数も増えてきますよね。

女子と男子で比較すると女子の記録の方が回数は少ないです。

女子と男子ではどうしても体格差が出てしまいますが、この数字からサーブとレシーブではサーブの方が筋肉の差が表れやすいということがイメージできます。

また、女子ランキングでも、世界の歴代最速ランキングTOP10に入るセリーナ・ウィリアムズやブレンダ・シュルツ=マッカーシーがランクインしていますが、最速ランキングに入る全ての選手がサービスエースの回数も多いというわけではないようです。

まとめ

今回は、歴代のサービスエース数の記録とランキングについて紹介し、その特徴を見ていきました。

1試合におけるサービスエースの数は100回を超える記録もあり驚くばかりですが、必ずしも試合に勝っているわけではないという特徴がありました。

また、1試合におけるサービスエースの「回数」であるため、ゲーム数の多い試合ほどその回数は増えていく傾向もあるようです。体格差から女子のサービスエースは男子と比べると回数が少ない結果となっていました。

やはり、試合に勝つにはサービスエースを狙うのではなく、相手を崩すサーブを戦略的に打つことが大切だということです。

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